流儀
ダマヌールの研究は、個人の体験に理想的に対応し、関わる人々を巻き込んで変容を促す、非常に実践的で意義深いものです。自分の外側へと向かう探求が、自分の内側へと向かう探求を呼び覚まします。
知識を拡大させる事は、自身の意識を拡大することでもあります。さまざまな研究分野に応じて、その研究方法も多岐にわたるでしょう。
ダマヌールの創設者であるファルコ・タラサッコは、知識と、私たちにとって説明のつかない宇宙を解明するという財産を遺していました。よって、この先何年にもわたる継続的な推考が必要となるでしょう。
さまざまな理論の対比、インスパイアされた夢や、内面的感覚を通して得られた知覚のような物質とエネルギーに関する実験、これらは特別な方法論を使う探求の分野です。
例えば、超感覚的な体験の領域は、個々の人の基本的な表現手段です。それぞれの個人的な知覚能力によって、他の人達が知覚できない周波数をキャッチできる、さまざまに異なったアンテナを各人が持っているのです。
しかし、個人的な知覚が絶対的な真実とならないように注意を払う事もまた不可欠です。わたしたちは“おおよその現実”の中で生きているという自覚と、ユーモアをもって物事を見てみるというバランスが、あらゆる種類の研究において起こりうる絶対的な確信を、相対的なものにします。
あらゆる探求と実験は、それがスタートしたポイントから変化していくことが重要です。実験の結果からわかったことをそのままにしておくのではなく、自分自身の内面や外部へと向かう変容の要素とするため、探求し、試し、新しい意味を探すことが大切なのです。
よってダマヌール市民は、各々のレベル、異なる領域で、自分自身や他の人々のために結果を出す事に専心する探求者たちなのです。