流儀

ダマヌールの構造は市民たちがこれ以上の汚染や浪費を可能な限り避けるよう促しています。また、彼ら自身の内と外の調和と健康のバランスを実現する前提で、如何なる過剰な状態も禁止しています。

ダマヌールは多くの理由から完全な自給自足を広めています。

それは、数多くのスキルを獲得して発展させる為、個人的な小さな能力から企業の専門的な大きな力までです。そして生産における確かな質の高さを得る為でもあり、如何なるニーズにも答えられるようになる為でもあります。

例えば、栄養学的見地から言いますと、ダマヌールではその地域の一般的な必需品の多くの部分をカバーしている協同組合の農民たちを動かしています。

園芸や果樹や牛の飼育まで、その作物の範囲は広がっています。多くのコミュニティーの中には、大小の菜園、飼育場、また自給自足のコンセプトをより具体的に実現する為の変容する実験場があります。

全てのケースで、厳密にオーガニックで、遺伝子組み換えは排除されています。

種のバンクは、それがその地方のものであっても、遠く離れた地方のものであっても、生産の連鎖として完璧に理想的なものです。

様々な地方で、多くの企業に支えられています。それらは更に食品の生産と加工においてしっかりと連携しています。

またバイオ生産物の配給センターやエコ対応の建築、その建築部門のプラント部門で企画から実現までを行ったり、また再生可能エネルギーの企画と設置などを行う企業があります。

大多数のダマヌールの企業は、ヴィダラッコにあるダマヌール・クレアのセンター近くにあります。そこは、２０年前から放置されていた旧オリヴェッティ工場を再構築した多機能スペースです。

また初期の頃から採択されていた現代の貨幣システムを補完するクレディトは、持続可能な金融の一つの方法として選択されました。それは一方でダマヌールと繋がりのある企業に用いられているのと同時に、もう一方では他の商業ビジネスへの試みでもあります。クレディットは、テリトリーでの経済の短い連鎖の実現を支えるものでもあります。