行為と意味の話題をもう少し続けます 。
・医療における「人生の意味」
現代の医療は客観的データや根拠に基づく医療「EBM:Evidence based Medicine」に準拠しており、各医師個人の経験や直感による医療を超えることを目指したものですが、それでも患者さんが以前より幸せになったという実感は、医療者患者さん共にあまりないのではないかと感じています。
10年ほど前から、EBMを補うものとしてNarrative Based Medicine:NBMという概念が語られはじめました。ナラティブとは物語のことですが、NBMを実践している医師たちによると
「自分自身の物語を持っている患者さんたちは、病に対して思いがけない力を発揮することがある」とのこと。
もしかするとこの患者さん達は「自分の人生の意味」を持っているのかもしれません。
そのことが、物質としての自分の身体の病気と向き合うだけではなく、自分の人生や生き方まで含めた「心身魂」すべてで病気と向き合うことを助け、難病をも覆す潜在的な力を生み出すのではないか?このことはあらゆる人が持つポテンシャルとして十分に考えられることだと思います。
その力を引き出すキーワードとなるものが、自分自身の物語、自分の人生の意味、なのではないか。もしかすると、人が死んで魂が肉体を離れるときに持っていけるのは、この「自分の人生の意味」だけなのかもしれません。
・自分の過去生を知ること
もしも次の人生に持っていけるものが「自分の生きた人生の意味」だけだとしたら、そして今の自分が、何らかの大きな計画のもとに魂の旅を続けてきているとしたら、自分の過去生を知ること、自分の中に残っている過去生の痕跡に気づくことには大きな意味があります。
現代の生活に翻弄されているちっぽけな自分が、かつての過去生では偉大な人生を送っていたり、大冒険をしていたりする。実は小さな自分は、無意識に自分自身を小さく決めつけてしまっていて、誰もが持っている大きな可能性を見失っているだけなのかもしれません。
自分自身の人生でやるべきこと、見出すべきことを忘れてしまっているとしたら?
それを見つけ出すことは「人生の意味を見出す」ことなのでは?
宇宙や地球の歴史に比べたら、人間の寿命はあまりに短くちっぽけな存在ですが、生まれ変わりを通した魂の旅路を考える時、いくつもの過去生を通した「大きな存在としての自分」を見つめることになります。
ダマヌールで提供している過去生のリサーチは、個人によるリーディングや退行催眠を通してもたらされる過去生とは異なり、オラクルの専門家達による神託の儀式に基づいています。
9月に愛知県犬山市で行われる「過去生のリサーチ」は、オラクルの儀式を通す関係上、7月末日が締め切りです。
どうぞこの機会に、あなたの中に眠っている「大きな存在」の痕跡を、ダマヌールのサポートで自分自身の手で見つけ出しませんか?
「あなた自身の魂の物語」を取り戻すために。
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