2017年1月9日、日本のアーティスト「MuCREATOR CHIYO(馬場千代)」さんがダマヌールを訪問し、聖なる森のマザーツリーとも言われるディアマンテルの木の奏でる音楽と、CHIYOさんのキーボードによるデュエットが実現しました!
その様子はダマヌールの日刊新聞QDqにも掲載されました。記事では;
「刺すような寒さにもかかわらず、CHIYOさんは暖かいソフトコートを脱いで、白い春の衣装で演奏したいと希望しました。そして、周囲の自然と調和的に繋がるようなジェスチャーも交えながら演奏をはじめました。
CHIYOさんはディアマンテルの奏でる音楽に合わせて、
と伝えています。
CHIYOさんは関西在住のピアニスト、作曲家、シンガーで、スペイン公演など世界的に活躍されているアーティストです。特に、あらゆるジャンルの演奏家やダンサー・パフォーマー・朗読家とも即興で共演できることから、さまざまなアーティストとのコラボレーションをされてきました。
昨年秋に、高槻市のギャラリーカフェ「睡蓮 暮らしのギャラリー」のオーナーSさんからダマヌールの「植物の音楽」を紹介され、今年2月5日に植物の音楽と即興ピアノとのコラボイベントを「睡蓮 暮らしのギャラリー」にて開催するための準備を進めていたところでした。
そこへ昨年末、CHIYOさんにフランスのトゥールーズの舞踏団から即興演奏でのコラボレーションのオファーが舞い込みました。正月早々1月2日に現地入りして、1月5日本番というスケジュール。それならば、と1月7日にダマヌールを訪問してから日本に帰国するとの決心をされました。
ちょうど昨年末から、ダマヌール東京のメンバーがヒーラースクールのためにダマヌールに滞在しており、スクールが終わってフリーの7日の夜に、CHIYOさんとダマヌールのミュージシャンを交えてディナーができるよう、そして音楽を通した交流が可能かどうか、さまざまな計画が動きはじめました。まさにシンクロニシティーが動き出して、いろんな可能性が結びつき始めた瞬間でした。
昨年6月のキリロラ☆さんのダマヌール訪問の折にも、いろいろとミュージシャンたちとのコンタクトやセッティングをしてくれたトリトーネ&ジゴラ夫妻が今回も大活躍してくれました。それまでは電源がなくキーボードとのコラボをしたことがなかったディアマンテルの木のある森の深部まで、バッテリーを用意してキーボードも友人から借りてきて、さまざまな準備をしてくれました。
森の中のヌークレオに住んでいるトリトーネとジゴラにとって、ディアマンテルの木は毎日話しかけ、歌を歌ったり、そして木の元で瞑想したりメッセージを貰ったり生活をともにしている木であり、この森の象徴であり母なる木であるとのこと。日本からの素晴らしいゲストを自分たちの「母なる木」に紹介したいとの、彼らの熱い想いが伝わってきました。
ウェルカムディナーの折にジゴラが
「CHIYO、あなたは文字通り、世界で初めてディアマンテルの木と共演するミュージシャンなんですよ(なぜなら今までは電源がなかったのでそういう機会がなかったから(^^;))」
と優しく語りかけ、CHIYOさんはじめまわりにいた日本人一同も大感激しました。
CHIYOさんは
「音楽はいろんなボーダーを超えられる。人種も、民族も、言語も、ジェンダーも年齢も、思想も、その他あらゆる違いを超えられると思っている」
と、音楽に対する思いを語られ、トリトーネは
「CHIYO、あなたはそれを表現するベストなところへやってきたね。きっとディアマンテルの木もあなたの思いに共感して歌ってくれると確信してる」
と、ミュージシャンたちは早くも意気投合していました。
ヒーラースクールに参加したメンバーもみな帰国したあと、9日は太陽がさしていても寒い日だったにも関わらず、CHIYOさんはあえて薄い白の衣装でディアマンテルの木の隣に立ちました。この衣装との出会いもシンクロニックだったようです。
ダマヌールでの体験がどのようにCHIYOさんの音楽に溶け込み、その音楽を通して私たちに何を伝えてくれるのか、待ち遠しいですね!
MuCREATOR CHIYOさんとダマヌールの植物の音楽のコラボイベントは、高槻市のギャラリーカフェ「睡蓮 暮らしのギャラリー」にて、以下の日程で予定しています。
日 時:2月5日日曜日、13:00〜15:00
会 場:「睡蓮 暮らしのギャラリー」大阪府高槻市高槻町19-4-2F
問い合わせ先:090-3617-3163 または healingcenterayu@gmail.com
参加費:2500円(限定15名、お菓子付き)
ウェルカムディナーにて左から、トリトーネ、CHIYOさん、ジゴラ