7月7日のソユーズロケットの打ち上げ成功後、
国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在ミッションを
日々こなしている日本人といえば、
11人目の日本人宇宙飛行士として、
夢の宇宙へと飛び立った、大西卓哉(おおにし たくや)さん!
この方は、10年ぶりに実施された宇宙飛行士の選抜試験で
「自分の殻を破り”素”をさらけ出すことは、
チーム内で真の信頼関係を築くため必要不可欠」と、
審査員にそのコミュニケーション能力を高く評価され、
963人の中から選ばれました。
さて、この最近よくいわれるコミュニケーション能力には、
どんな要素があるのでしょうか?
大きく分けると、「聞く力」と「話す力」、
「その他の力」の三つがあります。
「聞く力」には、
話のポイントを的確につかむ「要約力」
相手から話を聞き出す「質問力」
話を拡げる「展開力」
相手の話に共鳴する「共有力」
キーワードをもとに会話を広げる「メモ力」
「話す力」には、
話をまとめて分かりやすく伝える「プレゼン力」
決められた時間内に自分の考えを伝える「コメント力」
話をやわらかくする「ユーモア力」
「その他の力」には、
TPOにあわせて自分を変える「修正力」
相手がどういう人かを見抜く「観察力」
相手の状況や本音を見抜く「キャッチ力」
対局的に冷静に問題を解決できる「図化力」
トラブルや相手が怒っているときに対応する「謝罪力」
などがあります。
コミュニケーションをこれらの要素からみて、
日々どれだけできているかを意識する。
そして、できていない部分をさらに伸ばし、
足りない部分を補うようにする。
つまり訓練することで、
これらの力を「技」として修得していけば、
おのずとコミュニケーション力は高まるそうです。
宇宙飛行士とまではいかなくても、
真に豊かで幸せな人生を目指すために、
今からでも遅くない!
コミュケーション力の「技」スキルアップを意識しながら
会話を愉しみたいものです。
RANA