「もみ殻燻炭」苗床利用にチャレンジ


 もみ殻で作る燻炭(くんたん)
これが、野菜作りに効果抜群ということは、
ずっと前から知ってはいた。
種まき用の苗床に使用すると良いということも。

ところが、知っているのと実際やるのは大違い。
いざ種まきする時になると、
苗床にどれくらい混ぜればいいのか分からない上、
とにかく時間が無いとあせっていて、
種のバンク用の大切な種に冒険はさせられないとばかり、
苗床用の有機の土を、ちょっと高価でも購入していた。

そこで、今年こそは!と一念発起、
十分な準備をして、種まきの時、春を迎えようと心に決めた。

そこで、いざ、もみ殻燻炭作り!とばかり、
さっそく、朝からとりかかった。
ところが、この作業、
いったんとりかかると、
できた炭がさらに加熱され灰になってしまわないよう
水をまいたり、撹拌したりする必要があり、
長時間見張っていないといけない。

前回、燻炭作りをした時は、
近所の働き者のおじさんが、
灰になってしまうのではないかと心配して
教えに来てくれたりした。
今回は、そんな心配をかけないように、
できるだけ近くにいて、手をかけ、
最後の水掛けも入念に行ったため、
良質な燻炭ができあがった。

後は、どんな配分で苗床の土に使用したら良いかを調べ、
この春実行するのみだ。

どうせやるなら、
いろいろな配分の苗床で条件統制をして実験してみたい。

この春が今から愉しみだ。