2015.10.31発刊「ダマヌールの芸術(その2)」
CON TE! (コン・テ)ダマヌール東京のメルマガお申し込み、ありがとうございます!
CON TEとは、イタリア語で“あなたと共に”と言う意味です。ダマヌールでは、日々の挨拶の言葉として使われています。
秋も深まってまいりました。
いかがお過ごしでしょうか?
メルマガ15号をお届けします。
今回も前回に引き続き“ダマヌールの芸術”について、少しご紹介させて頂きます。
前号で、ダマヌールの芸術は“個の芸術”ではなく、“集合的な芸術”であるとお伝えしました。
なぜ“集合的な芸術”なのか、ということをお話しするには、少し古代の芸術と、その意味を考えてみなければなりません。
★★★ - 儀式 と 芸術 - ★★★
<< 儀式とは >>
古代から人々は、自然や宇宙の原理に強い関心をもっていました。 それらに対する深い洞察や哲学的な思考が徐々に結実して、形としてできあがったものが“儀式”です。
自然や“大いなる存在”とつながる為には、特別なエネルギーを意図的に作用させる為のマジックなテクノロジーが必要です。
それを実際に使って行うのが、“儀式”です。
民族の繁栄や加護を“大いなる存在 神”に願い、更に民族の精神性を高めるために、神々と人間との協働が必要だと考えました。
<< 儀式と芸術の密接な関係 >>
儀式に欠かせないものが、芸術です。
儀式に伴う絵画、彫像、ダンス、音楽など、芸術は儀式を行う為の重要な構成要素です。 芸術は、儀式と切っても切れない関係を持ちながら、儀式と共に発展してきました。
精神的な発展をとげた古代民族は、常に独自の儀式と芸術、それに伴うマジックなテクノロジーをもっていました。
原初的な意味において芸術とは、自然や大いなる存在とつながる為に、“美しいもの”や“神聖なもの”を大いなる存在に捧げる儀式の重要な構成要素だと言えるでしょう。
儀式における芸術の要素を日常生活の中にまでもたらしたのが、各種の工芸です。
あらゆる古代文明の遺産には、食器や鉢などの日用品にまで、独自の芸術が活かされているのを見ることができます。
★★★ - 芸術は何のために - ★★★
<< 時を越えたメッセージ >>
古代より儀式と密接につながって発展してきた芸術ですが、芸術はまた時を越えてメッセージや知識を伝える手段でもあります。
例えば、中世の大聖堂は“秘教的な知識”を建築として表現したもので、ある特定の人にだけに理解できるように構築されています。
建築に限らず、絵画や彫像、音楽、ダンスなど優れた芸術は、みな裡に秘められたメッセージや知識が時を超えて後世に伝わっていきます。
優れた芸術作品には、みなエネルギーが内包されているのです。
私たちが偉大な芸術作品に触れた時に、単に表現された“美”に対して感動するだけではなく、裡に秘められたエネルギーやメッセージに無意識のうちに感応しているのかも知れません。
それはまた、人間のもつあらゆる可能性への飽くなき追求への共感でもあるのでしょう。
<< ダマヌールの芸術 >>
さて、改めてダマヌールの芸術は?と考えてみた時、まずダマヌールは現代における精神的な民族の一つだということが言えます。
そのダマヌールの芸術は、“個々の力の総和を超えたもの”を創り出すことを目指しているのです。
多くの異なった才能がぶつかり合い、そして融合することによって、単に1+1=2ではない世界が表れるのです。
音楽、演劇、ダンス、絵画、彫像、文筆など、コミュニティーで生活する全てのダマヌリアン市民は、自分の才能や希望に最も適していると思われるものを選んで、様々な芸術活動に参加しています。 多くの発表の場も用意されています。
一度選択してしまったら、もう変更は許されない等ということもありません。
選択が誤っていたと思ったら、また新たなチャレンジをすれば良いのです。
個人もグループも常に柔軟に変化し続けるのが、またダマヌールなのです。
ダマヌールの芸術にはいくつかの特徴がありますが、その一つに『聖なる言語』を使うことが挙げられます。
『聖なる言語』の元型的なシンボルは、見る人の意識下に作用して、その人が忘れてしまっている魂の本来の目的を徐々に思い出させて、覚醒に導いていくのです。
見た人が直接的にその意味を理解できなくとも、内面深くに少しずつ変化が蓄積されていきます。
『聖なる言語』は文字や絵画として表すほか、詩や“聖なるダンス”としても表現されます。絵画の中のモチーフが『聖なる言語』の文字を形作っている場合もあります。
ダマヌールの芸術については、次号でもまたご紹介させて頂きます。
☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆
<< 10月お茶会報告 >>
ダマヌール東京ヒーリングセンターでは、毎月お茶会を開催しています。
10月からは、“ブラール・タレイ”を使ったカードリーディングの練習会も新たなメニューに加わりました。 もちろんセミナーに参加されていない方でも大歓迎です。
セミナーに参加されていない方は、“カードリーディングのお試し”ということで、実際に何か迷っていることや悩んでいること、何か聞いてみたいこと等について、カードを通して適切なメッセージが受け取れるかも知れません。
今回のお茶会には、ダマヌールやプラノテラピーに全く初めて触れるという方がおられました。ヒーリングに興味はあるがまだ体験したことはなく、ご自身はピプノを勉強されているとのことでした。
今は会社勤めだが、ゆくゆくはご自身でヒプノセラピーの開業も考えているそうです。
その方もブラール・タレイで何度かお試しをしてみました。
質問とそのリーディング内容については省略いたしますが、カードに表れるメッセージを聞いて、とても納得されていました。ご自分でも何となくそうかなあ~と感じていることも、改めてカードではっきりと示されると確信が持てるとおっしゃっていました。
本当に不思議なんです、このカードは。
カードが教えてくれるのです。
カードリーディングの後は、プラノテラピーも体験されました。
これからも続けていきますので、ご興味のある方は、ぜひご参加してみて下さい。
もちろん皆さんで楽しいおしゃべりと、おいしいお菓子で盛り上がりましたし、そばではヒーリングセンターの可愛い鉢植えの植物たちが、ずっと歌ってくれました。
植物の音楽も大好評でした。
☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆⇒☆
11月のパンゴリーノ来日セミナーのご案内です。
“芸術の秋”の一日を、東京お茶の水ニコライ堂そばのセミナー会場で過ごしてみませんか? お待ちしております。
★『魂の肖像』知らない自分を発見する~1.5日セミナー★
- 自分を知り、魂の成長を目指します -
・ワークを通して、人間の持っている7つの感覚を、日常とは違う方法で使います。
・好奇心をガイドにして、音楽や瞑想、シンクロニシティとともにあなたの手と言葉を使いながら、自分の内と外を埋めていきます。
◎日常が全く新鮮な体験に変わり、新しい感覚と、新しい自分の可能性の発見へと繋がるでしょう。
日 時:2015年11月22日(日) 10:00~17:30、23日(月祝)10:00~13:00
場 所:連合会館 401号室 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
・東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅徒歩すぐ
・都営地下鉄新宿線 小川町駅徒歩2分
・東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅徒歩4分
参加費:事前振り込み 29,000円
講 師:パンゴリーノ・トゥリパーノ
通 訳:チュフォロット・越路
★『自由への扉』~覚醒への8つのステップ 新しいメディテーション・スクール導入編★
- 新しいメディテーション・スクールの扉 –
40年に渡ってダマヌールの精神的探究の中核となってきた、その知識に触れることができます。このセミナーはそのガイダンスとなります。
新しいメディテーション・スクールは、覚醒(イルミネーション)へと至るための、精神性の探究をテーマに、8つのステップを通して各2日間、全8回のシリーズです。
多次元にわたる人間(身体・心・魂)と、人類の神殿のそれぞれのホールのテーマとを合わせながら、内面を深く見つめるプログラムになっています。
この知識に触れることで、「人類の神殿」を支えてきたエネルギーと知識に繋がる可能性が開かれ、それはまた私たちの内面への旅の良きガイドとなるでしょう。
日 時:2015年11月21日(土)10:00~17:30
場 所:連合会館 404号室 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
・東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅徒歩すぐ
・都営地下鉄新宿線 小川町駅徒歩2分
・東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅徒歩4分
参加費:事前振り込み 9,000円
講 師:パンゴリーノ・トゥリパーノ
通 訳:チュフォロット・越路
★「ダマヌールの創造性のガイドライン」~アートを通して魂の自由へと向かっていく ミニセミナー★
ダマヌールでは、誰もがアーティストです。13の項目からなる、ダマヌールの創造性のガイドラインに実際に触れることで、日々を新たに創造するヒントを得ることができるでしょう。あなたの感覚が広がり、見慣れていた日常に新鮮な輝きを見出すことができるのです。 マジックな法則に触れるチャンスです。
日 時:2015年11月20日(金)18:30~20:30
場 所:北とぴあ 9F 902号室 東京都北区王子1丁目11-1
・東京メトロ南北線 王子 5番出口 直結
・京浜東北線 王子 北口 徒歩 2分
・都電荒川線 王子駅前 徒歩 5分
参加費:事前振り込み 3,000円
講 師:パンゴリーノ・トゥリパーノ
通 訳:チュフォロット・越路
◎パンゴリーノ・トゥリパーノ
講師・アーティスト:パンゴリーノ・トゥリパーノ(センザンコウ・チューリップ)
1994年よりダマヌール在住。「人類の神殿」の芸術を担当するアーティスト、画家であり、ダマヌールのメディテーション・スクールのインストラクター。イタリアの芸術デザイン学校修了。絵画やその他アートデザインの講師でもあり、瞑想と自己を知るための手段としての芸術と共に生きている。
★★セミナーの参加のお問い合せは、
◎ダマヌール東京センター
TEL:0297-74-9598 FAX:0297-74-9624
E-Mail: damanhurtokyo@gmail.com
または、ダマヌール東京HPの申し込みフォーム
よりお申し込みください。
=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=
◎ダマヌール東京ブログのご紹介
(ホームページからブログがご覧になれます)
☆=☆=☆=☆ ファルコの言葉 ☆=☆=☆=☆
『芸術とは、他者に愛をあらわすこと』
◎ダマヌール東京フェイスブックページのご案内
https://www.facebook.com/damanhurtokyo
来日セミナー情報、ウィークリーホロスコープ、イタリアのダマヌールのブログ記事の紹介、植物の音楽プロジェクトの動画など、随時お届けしております。
=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=
以上、お楽しみいただけましたでしょうか?
また次号でお会いしましょう!
「ダマヌール東京」に関するお問い合せは
ダマヌール東京センター
TEL:0297-74-9598
Mail: damanhurtokyo@gmail.com
まで、どうぞ
ダマヌール東京
URL:http://www.damanhurtokyo.org/
E-mail: damanhurtokyo@gmail.com
TEL:0297-74-9598(ダマヌール東京センター:鬼頭)
TEL:03-5294-0184(ダマヌール東京ヒーリングセンター:高橋)