秋の酵素作りのはずが・・・
一瞬にして別次元へ
今年の秋もどんどん深まり、
我が家の周囲の森の木々が、色づき始めている。
秋になると、愉しみなのが、
秋の実りを使った「秋の酵素作り」だ。
今年も、たくさんの秋の実りを求めて
あちこちの山々、道の駅や野菜即売所などを渡り歩き、
「秋の酵素」の材料である秋の実りたちを
50種類以上も集めまくった。
秋の実りたちを包丁で細かくする作業をしているだけで、
実りたちのパワーをもらえて、元気になるのだが、
今年の実りたちは、例年以上に、カラフルで美しかったので、
切ってしまう前に、写真を撮りたくなった。
そこで、
実りたちを、ざっと洗ってテラスに並べて
シャッターを切ろうとしたとき、
すーっとマジックアワーの夕日が差し込んだ。
すると、この瞬間、
私の中に、言葉にはならない感覚がひろがり、
じわじわーっと、何ともいえない至福感に満たされた。
ありふれた日常の中でも
このような新鮮な体験が得られるのは、自分の中に感覚があればこそ。
「人間がもっている7つの感覚を日常とは違う方法で使う」とのこと。
7つの感覚って? どうやって? などと、
今から好奇心でいっぱいになってしまっている私である。
発酵と腐敗は、紙一重。
秋の酵素がうまく発酵し、熟成するよう、
朝夕かき混ぜるのと同様に、
自分の中身も、ちゃんとかき混ぜて、
発酵を促し、熟成するようにしなくっちゃ!
RANA