「ラーナおばさんのハチミツ」ということで
先日ブログで紹介されましたが、
ラーナというのは、イタリア語でカエルという意味で、
ダマヌール市民としての私の動物名です。
上の写真は、
我が家のかわいいミツバチ達の蜂場(ほうじょう)の一部です。
このように森に囲まれ小川が流れる田舎の蜂場は、
ミツバチ達には天国のような所だそうです。
ところが、最近、
ミツバチの天敵がはばを効かせるようになってきて、
ちょっと困っています。
一つは、オニヤンマ。
目の前の水場で羽化したオニヤンマ達に
何度、交尾のために外に出た女王蜂をさらわれたことか。
今年は、まだヤゴのうちになんとかしなくてはと、
水場をすくっては、点検しています。
二つ目は、スズメバチ。
初夏に入る頃、ペットボトルで「スズメバチほいほい」なるものを作り、
スズメバチ対策を欠かさず行っています。
三つ目は、なんと、カエルです。
私の動物名はRANA(ラーナ:カエル)ということで、
ちょっと肩身が狭いのですが、
蜂箱の下にでん!と陣取って、かわいい蜂達を大きな口で食べちゃうガマガエル。
何度、遠くに運んで隔離しても、気がつくと、いつの間にか蜂箱の下で陣取ってる。
私に似ず?図々しくて、こまったものです。
そんな天敵に囲まれている中でも、
今、ミツバチ達は、「そよご」の蜜の採集で、大忙しです。
そよごのハチミツは、たくさんある種類の中で、
私が一番好きなハチミツです。
コクと風味が抜群で、洋食にも和食にも適しています。
その割に、アカシアやみかんより、格安なので、
そよごファンが増えています。
今年は、春の長雨の影響が出て、
春一番の頃のハチミツが不作でしたが、
一方で、珍しい蜜も採れたおかげで、昨年度より種類が増え、
蜂達も元気でまずまずの収穫です。
種類は、採集時期の順で、以下の通りです。
・春の香(菜の花・桜の混合)
・みかん
・五月の香①(アカシア・えごの木・フジの混合)
・五月の香②(つるうめもどき・夏ハゼの混合)
・五月の香③(夏ハゼと何かの混合)
・アカシア
・そよご
・栗
・ひまわり
今が、そよごの採集時期なので、
これから、栗とひまわりの採集がどうなるか?といったところです。
2年前、仲間の養蜂家から、
蜜が採れるひまわりがあるということを聞き、
種を入手して、近くの耕作放棄地に播いて育てている最中です。
新品種「ひまわりの蜜」がどれくらいとれるか、どんな味かと、
今からワクワクしています。