このところ、ダマヌール東京のメンバーは「お互いに向けて詩を書く」という課題に取り組んでいます。
形式はどんなものでも良いので、俳句や手紙になってしまうかもしれないけれど、改まって便箋に相手に向けた詩を書いていると、いつもの会話とは違った意識で相手に向き合っている自分に気が付きます。
そこで思い出すのは、
「芸術とは、愛を他者に表すこと」
というファルコの言葉です。
そう、まるで、自分でも普段は気がつかない自分のなかのとても大切な部分から、相手の持つとても大切な部分へと送られる言葉、それは愛の表現かもしれませんね。
そのために、じっくりと自分を見つめ直し、相手のことを思うゆったりとした時間も必要です。
生活に追われて人生を走り抜けるのではなくて、こういった深くかけがえのない時間を味わえることは、結果的に自分のためにもなっているのだと気づきます。
みなさんも友人や知人、大切な仲間や家族に向けて、詩を書いて送ってみませんか?
AYU