去年の暮から年始にかけてとても忙しく、年賀状書いてる暇などないわー!と、失礼してしまいました。
それでも大分日にちがたってから、年賀状を頂いた方にはフツーのハガキでお返事を出しました。
その中の一人の友人で、もう10年位年賀状だけのお付き合いの人がいます。
住まいもかなり遠く、なかなか会う機会もなく、日頃からメールのやり取りもありません。
その人からの年賀状で、たった一言『やっと・・が手に入りました』とあったので、思わず私も、『何か面白い話があったら教えて下さい』と書きました。
そうしたら数日後、突然電話があって、今度・・へ行くから会いませんか?とお誘いがあったのです。いきなりでビックリでしたが、何かピンときたのでokとお返事しました。
誘われたのはある集まりの後の、飲ミニケーションでした。
友人とそこにおられた方々のお顔を拝見して『いゃ~、いかにもオタクの集まりですねぇー』と思わず口を滑らせてしまったら、先生と呼ばれている方からギロリと冷たい視線を向けられてしまいました。
それでもお酒が進むうちすっかり打ち解けて、いつの間にか気付いたら、超オタクな方たちと超オタクな話題で盛り上がっていました。(私はオタクではありません・・)すっかりいい感じになって、これからも宜しく!と、なりました。
人生何がどう展開するかわかりませんね。友人にそっと、どうして私を誘ったの?と聞いてみたら、私のハガキの『何か面白い話があったら・・・』を読んだ時、その言葉がいきなりバーンと頭に飛び込んできたといいます。それで思わず電話をしてしまったと。
自分では何気なく書いたつもりでしたが、無意識の何かの力が働いたのかもしれません。
文字でも絵でも写真でも、何かの形で表現されたものは、本人が自覚している以上に、様々な思いのエネルギーが籠っているのかも知れません。
だからこそ、またコワイものでもありますが・・。
ファルコの描いたセルフィックペィンティングは、個人の思いを越えた普遍的なメッセージとエネルギーが籠められている様に感じます。
じっと見ていると、絵がまるで生きている様に語りかけてきます。
とっても ふしぎ なんです・・。
Egretta