人類の神殿の中にはたくさんのお部屋があります。
鏡のホール、大地のホール、金属のホール、水のホール、球体のホール、、、
その中に「迷宮」ーラビリンスと言われるホールがあります。
そこには、何本かの通路があり、たくさんのステンドグラスで作られた、様々な神々の美しい窓が並んでいます。
世界、宇宙中にはたくさんの偉大な神々が数多く存在しているので、ステンドグラスで描かれる神々の数も増え続けています。
一般に言われる神殿というのは、ある特定の信仰に根ざした神々のみが奉られているものですが、「人類の」神殿には、世界中のあらゆる神々と、その神々につながったシンボルが、美しいステンドグラスで描かれています。
この神々のステンドグラスを見つめていると、どの時代にも、どの土地にも、多種多様な民族達が存在していて、すばらしい文化や文明、歴史を刻んできたのだということが伝わってきます。
かつて地球上に存在していたけれども、もう消滅してしまった、けれどもすばらしい精神と文化を誇っていた民族たちのスピリットにも、迷宮のホールでは、ステンドグラスに描かれた神々の瞳を通じて、出会うことが出来ます。
とても懐かしい、時空を超えて再会するというような感覚。
神聖な空間の中で、遠い記憶が呼び覚まされるような場所です。
(Maltese)