来月のダマヌール東京のセミナー『内なる芸術性を目覚めさせるコース』とミニセミナーのために来日されるピオブラ・カフェと、仲間の芸術家チームによる作品をダマヌールのflickrページに公開されている写真集からセレクトしてご紹介します。
Damanhur Spiritual EcoCommunity on Flickr(https://www.flickr.com/photos/damanhur_ms/)
「人類の神殿」の「水のホール」のステンドグラスのドーム天井。もっとも初期に造られた作品で、その時の顛末がダマヌールのコミックにも出てきます。ミニセミナー「ダマヌールの『人類の神殿』その創造のものがたり」では、その時のお話が聞けるかもしれませんね!
「人類の神殿」の手前の球体の奥に見えているステンドグラス。中央のテキストの意味は、
『すべての行為に意味を与えることで、あなたはそれを芸術に高めることができる』
これはダマヌールの芸術の規範(Canon)のひとつです。
「人類の神殿」の「迷路の部屋」を飾っている、たくさんの神々のステンドグラスの1つ。
テキストは、『最も効果的なエンパワーメントとは、環境へのルールに適応すべきか、それはいつなのかを自覚できるという、個人の能力によって測られる』。
ここでの「エンパワーメント」とは、人間の潜在能力の発揮を可能にする平等で公平な社会を実現しようとするムーブメントで、人々に夢や希望を与え、勇気づけ、人が本来持っているすばらしい、生きる力を湧き出させる、ということを指していると思われます。
個々の芸術家たちの(コミュニティーという)環境への適応の結果が、このような芸術作品として、個々の人々の内面から現れてきた、と解釈できますね。
ダマヌールが芸術を通して世界中に投げかけているメッセージの1つは、このような能力を「誰もが持っている」ということであり、「共にその可能性を探求しましょう」ということです。
杯の側面を彩るステンドグラスの、たいへん貴重な創作風景の写真。
テキストは『わたしたちがどうやって作っているかわかります?』
完成した聖杯。ステンドグラスのモチーフは、ダマヌールの研究で見出された元型的言語「聖なる言語」の文字が使われています。
この「聖なる言語」を作品中に用いる、ということもダマヌールの芸術を特徴付ける規範のひとつです。
(写真はピオブラ・カフェのフェイスブックページから、本人の許可を得て掲載しました。写真をクリックすると拡大表示されます)